河内町の旧家再生
土台敷き込み 

上棟前に土台を敷いておきます。当社は換気口を作るのではなく、【基礎パッキン】を使用します。当然ながら、基礎の天端はバッチリ狂いなし!スペーサー要らずでした。
今現在、とある山中の烏山で着工している現場です。随時作業内容をUPしていますので楽しみにしていてください。建築物の概要に関しては別のウインドゥ(右にあるplan)でご覧いただけます。
 05.08.20
 05.08.22
祝!上棟 

めでたく上棟の日を迎えました!この日はいつもワクワクします。プレカットの為、作業は順調に進んでいきます。業者との密な打ち合わせの結果、ミスはありませんでした。ホッとひと安心。。。
化粧小屋梁の加工 

棟梁の親方が1本の松タイコ梁を加工していきます。曲がり物は機械加工が可能ではありません。こういった仕事を残していきたいものです。仕口加工も見事なものです!
 05.08.22
本体立ち上げ完了

この週はあいにく天気に恵まれず、なんとか棟上は完了しました。
 05.08.26
屋根断熱の納まり 

化粧垂木→パイン羽目板→捨て垂木(断熱材)→野地板といった感じです。
 05.08.29
屋根下地 

天井仕上げはパイン羽目板の為、先行で張り終え、更に垂木を流し、野地板を張りました。断熱材をサンドイッチする形で納めました。
 05.08.28
小屋・床組み まだまだ骨組みの状態ですが、仕上がりのイメージが沸いてきます!非常にワクワクしちゃいます(笑
 05.08.30
防蟻処理 

GL(地面)+1,000のところまでシロアリの処理剤を塗布します。実際は工法的に心配はないのですが、、、念のためといった感じです。
 05.08.30
屋根・構造用合板張り 

屋根はルーフィング下地とし、外壁は【ダイライト】にしました。当社の標準となりつつあります。施工もしやすく、耐力も万全です!
 05.08.31
屋根張り
5寸勾配なので、正直ちょっと怖いです(汗)屋根材はガルバニウム鋼板平葺きです。
 05.08.31
建築物情景 

他のページにも記載しておりますが、本当に自然が豊かで草木の香りが堪能できる、そんな土地柄です。
 05.09.02
小屋組み

途中経過ですが。納まりもよく、イメージ以上のダイナミックさを実現しそうです。
 05.09.02
設備配管 

電気配線同様、給排水工事も進行しました。
 05.09.06
電気配線 

外壁下地・間柱・床下地を終えた時点で配線を施し始めます。今回は梁に照明器具を付けたりしますので、加工が手間食います。しかもミスは許されず・・・。
 05.09.05
壁下地

仕上げは紙クロスです。その下地はおなじみの石膏ボード。高さや梁表しなど入り組んだ箇所が多いため、どうしても手間が掛かってしまいました。
 05.09.11
断熱材充填

壁・一部天井の断熱材は100oのグラスウールを使用します。隙間なく、丁寧に施工しないと結露の原因にもなりかねません!
 05.09.09
床仕上げ

ボードがある程度張り終えた時点で、床の仕上げ工事に掛かります。パインの20o厚品をチョイス。製品的には無塗装の無垢物なのでバラツキが生じていますが、それも本物の証?後でお施主様とWAX掛けをします。
 05.09.20
玄関框

パインフローリングに合う框はないか!非常に悩みました。。。材木屋とも相談に乗っていただき、結果“ヒノキ”の磨き丸太に決定。長年倉庫に眠っていたそうですが、程度は抜群!値段も・・・(笑)この曲がり具合が絶妙で美しさ満点!
 05.09.13
寝室天井仕上げ

梁→根太→パイン羽目板として、ロフト床下地をそのまま表しとしました。プレカットの段階で打ち合わせをしていたため、バッチリかっこよくなってます!
 05.09.22
ロフト仕上げ

寝室天井を利用したロフトを、お施主様の要望により設けました。外壁側の施工で大工さんには苦労していただきました(笑)
 05.09.21
クロス下地

P.B(プラスターボード)と呼ばれる石膏ボードを張っていきます。これに直接クロスを張って仕上げます。石膏は施工性に優れており、安価な材料としてほとんどの建物で使われています。一部の建築や大手デパートなんかではこれに塗装を施して完了!といったパターンも。
 05.09.25
棟換気システム

システムというほどだいそれたものではないのですが、、、通常のように小屋裏に空間がない為、換気に工夫が必要でした。空気は流れがある方へと引っ張られるのでそれを応用しました。
 05.09.25
赤松無垢カウンター

材料屋さんが偶然にも一本物の赤松を一年前にひいていたものを譲っていただきました。一般的に赤松はこういった加工の仕方はしないんだそうで・・・。でもこの建築物にはこの赤松しか合わないであろうといわんばかりにバッチリ!これで樹種の統一が成功しました。
 05.09.25
追加の造作家具

一般住宅を建てるに当たって、追加・変更工事というのは当然ながら発生します。こちらの物件でもいくつかありますが、今回紹介するのはキッチン裏に設けた“食器棚 兼 ギャラリースペース”です。当初はギャラリーだけだったのですが、お施主様と打ち合わせ中に置き家具の話となり、融合させちゃいました!
この造作家具がないと非常にのっぺりとしてもったいない壁となってしまうところでした。出来上がってみて、初めて気付くこともあるワケで。ただ現場に足を運んでるだけでなく、常にイマジネーションを・・・・とかっこよく言ってみる(笑)
 05.09.27
パテ掛け

ボードを留めるビス跡やつなぎ目を2種類のパテで埋めていきます。塗装と同じように、この下地処理を怠ってしまうと・・・凸凹が目立ってしまいます。
 05.10.03
ロフト手摺

構造体表しの空間にマッチするデザインをと検討しました。アクセントに加えるか、構造体の延長として造作するか・・・結果として目立たせないようにしました。照明器具などでアクセント付けるためです。
 05.10.04
塗装工事

クロスを仕上げる前に内部の枠等を塗装します。先行しないとクロスを汚してしまうためですね。当然使う材料は天然物!オスモやリヴォス同等の部類の商品です。
 05.10.04
玄関庇

外観が非常にシンプル・・・というわけで、アクセントを取れるのは玄関で。という事で、他とはちょっと違う仕上げにします。
 05.10.05
クロス貼り

梁や天井の仕上げ等の納め方が非常に特徴的・・・というか面倒になっているため、最後に泣くのはこの内装屋さん。。。一番最初に現場連れてきた時のあの“表情”は忘れません(笑)
 05.10.05
床WAX(施主施工)

床は今後も定期的に塗装しないといけません。その度に業者を呼んでいたのでは貯金も貯まりませんよね?そこで!やり方を覚えていただきたいということでやっていただきました。着色はしないのでムラになりにくく、自然素材なので害も出ません。ちなみに2日後に筋肉痛になったのはいうまでもありません(笑)
 05.10.09
脱衣室の床

洗面脱衣室・トイレは本物のコルクに皮膜を作ってある商品をチョイス。いつの間にやら完全本物志向!でもコレが成功の秘訣?
 05.10.09
ギャラリー + 食器棚

ここはお施主様とのコラボレーション。当初はギャラリーのみでデザインしていたのですが、置き家具を用意するとのお話をしていたので造作して、埋め込んでしまおうと企みました。このように工事中でも変更してしまうのも面白いところ。まめなコミュニケーションの必要性を再確認させていただきました。
 05.10.09
玄関ドアの作成

樹種はウッドデッキなどに良く使われる“レッドシダー(米杉)”です。外部にさらされるという事でのチョイス。
当然木目や色目に違いがあるため、張り合わせの順番を決めています。ただ並べるのではなく、こういった板にももちろん上下がありますのでそれも考慮。見る人が見れば判るなんともいえない“コダワリ”です。根っこの部分は当然下側になっています。
 05.10.10
オリジナルTV台

私自身がデザインした超シンプル家具。内装の作りこみに合う家具はそうそう見つかるものではありません。。。あっても作りこみが激しかったり、色味が・・・。形もありそうでない究極のシンプル形。でも細かい数値の調整がされているんですよ!
 05.10.10
玄関土間・アプローチ

仕上げはシンプルに『モルタル金ゴテ仕上げ』にしました。しかし、若干表情を加えるため、ホームセンターで買ってきた玉砂利を埋め込みました。しかも私が(笑)かわいいでしょ?
 05.10.12
システムキッチン

メーカーは『タカラスタンダード』をチョイス。お施主様と一緒にショールームへ行きました。良いつくりです。
 05.10.13
建具建てこみ

今回も建具は全て建築家オリジナル。デザインの仕事は本当に楽しい!でもイメージを一発で決めてしまうのでちょっぴり不安。。。ノブや引き手など、『KAWAJUN』というメーカーをチョイス。初めて見た時は本当に一目惚れ(笑)デザインも肌触りも使い勝手も文句なし!でも高い・・・。
 05.10.13
畜熱暖房器

販売元のメーカーはドイツ製。それを日本の企業が仲介なのでアフターも安心。輸送されてきた状態では、本体と中のレンガは別個。どこの現場でも監督が入れているんだということで・・・やらされました(笑)
 05.10.16
玄関土間のやり直し・・・

左官屋さんには申し訳ないことをさせてしまったのですが・・・どうしても前回の仕上がりでは満足いかず。気分も悪いのではつって頂きました。おかげで満足いく仕上がりに。ご迷惑をおかけしました。。。
 05.10.17
オール電化の配線

当たり前ですが、容量も大きいので配線は太いです!しかも専用回路(畜熱暖房・電気給湯器)が多くなるため複数必要。
 05.10.17
外部排水・給水

内部はあらかた終わり、あとは外部の電気・給排水を施工。目に見えなくなってしまうので細心の注意が必要。
 05.10.18