河内町の旧家再生
改装前
約5ヶ月間の工期をまとめてみました。解体してみないと判らなかった事、逆に新たな発見と様々な経験をさせていただきました。手間としては予想通りというか・・・?大変でした(笑)一度屋根と梁・柱のみまで戻し、そこからその部材たちをいかに“かっこよく”魅せられるかが決め手です。当然躯体にも気を配り、『後世まで後100年持たす』をコンセプトに、基礎はベタ基礎とし、柱は補強を繰り返しました。そんな工程をほんの一部を紹介しておきます。
改装前
改装前

※正面
屋根・梁・柱まで一度戻し、構成を練る。

※梁差し替え
一部の梁が致命的なダメージを受けていた為、サポートを咬まして慎重に作業が行われた。

※基礎工事
後世に残すため、基礎もやり返す。既存は栗土台に束石のみであった。

※クリーニング
露になった梁・柱を掃除する。130年分の埃が蓄積されていた。

※引き舞い作業
H鋼を介し柱をサポートしたのち⇒


基礎立ち上がりと土台(5寸ヒノキ)の高さ分を考慮し柱をカット。この工程を各スパン毎に行った。

※立ち上がり基礎
外周部はこれを一周行った。通気は基礎パッキンを使用。

※外壁下地

※内部造作

※外廻り
基礎工事が終わった時点の写真。本当に柱しか残っていない。突風で崩れないか不安になってしまう。

※土台敷き込み

※内部造作

※玄関天井
内部仕上げは白漆喰塗り。見事な梁を魅せる為にはその合間を塗りこんでいく手間がかかる。

※玄関壁
玄関のみ杉板(本実)腰壁張り。

※玄関天井
漆喰を塗りこんだところ。灰汁が出やすいので注意を払う。

※居間天井
玄関同様、漆喰を塗りこむ。

※玄関ホール
家相応の玄関という事で、広めに設けた。建具は全て職人の手により造作された。

※キッチンセット
養生に気を使い、W3000のシステムキッチンはナショナル製を奢る。両方向からの銅線が可能な対面式。

後追いは致しません!ご安心ください。
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